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エーデルヴァイスシリーズの登場人物 本項目では、エーデルヴァイスシリーズに登場する部隊と、それに所属する人物たちについての解説を行う。 1 「ノアの箱舟」新世界連合特別編成軍第二特務戦闘部隊(月面殴り込み艦隊)ストライカーサイオン・エンデ クリマール・エンデ 技術試験部隊フォックスハウル 技術試験部隊ウルフノーツアラン・ルドウィク 技術試験部隊バーズテイル 2 新世界連合・銀河連邦(地球勢力)新世界連合統合地球軍第六師団第十二戦闘部隊天魔(テンマ)相沢祐太郎 新世界連合統合地球軍第一師団第六戦闘部隊ザナドゥジャック・バルカン 新世界連合統合地球軍第一師団第十二戦闘部隊ドラゴンスレイヤーカルロス・アンファンス 新世界連合統合地球軍第一師団第三十四戦闘部隊ソーサリアンケヴィン・オライオン アングリフ・ウィーラー 新世界連合統合地球軍第一師団第五十六戦闘部隊イースベロボーグ・イーサン・ハインスキー ユリウス・キサラギ・スヴェンクルス アルナイヤ・クイン キース・ハウンゼン 銀河連邦統合地球軍第四師団第四戦闘部隊ヘルツォークミハエル・グラズノフ 新世界連合統合地球軍第一師団第一軍楽隊テンペストタリカン・ハーヴィー 3 アルマリオン帝国、アルマリオン共和国アルマリオン帝国残党部隊正十字 4 反政府組織イクリプス第一戦闘隊ヒュペリオンフェヴナン・ヴァネット 1 「ノアの箱舟」 新世界連合特別編成軍第二特務戦闘部隊(月面殴り込み艦隊)ストライカー 第二次月蝕戦争下において圧倒的劣勢に立たされた新世界連合側は、箱舟計画により生み出されたテロメア・ドライブを中心とした特務戦闘部隊を結成、大規模な反抗作戦に打って出た。 当時の最強最新鋭の機体であるエーデルヴァイスを配備されたストライカーは幾つか結成された特務部隊の中でも最も重要な役割を担っており、結果として月面のアルマリオン帝国本国に討ち入ることに成功、戦争を終結へと導いた。 鳴り物入りで運用されたストライカーだが、エーデルヴァイスの他には新世界連合産の通常戦力しか有していなかった(ただし、母艦シド・ビシャスには高出力エーテル砲の搭載などの独自改造が施されていた)。つまり、実質エーデルヴァイスだけが頼りだったにも関わらず、数々の戦場で獅子奮迅の活躍をしてきたその活躍はまさに英雄と呼ばれるに相応しいものである。 特に、アルマリオン最終防衛宙域「アルファIII」の戦闘では「一つの戦場でのキルスコア」でいまだ塗り替えられることの無い108機(部隊合計の記録だが、エーデルヴァイス単機で9割を稼いでいる)という記録を打ち立てたことが後の世にも語り継がれている。 余談になるが、「特務戦闘部隊」と銘打たれていても、彼らはあくまで「技術試験部隊」(文字通り「ノアの箱舟」お抱えの新機体試験運用隊)の延長としての性格が強い。 サイオン・エンデ 戦死した父の任務を継いでエーデルヴァイスのパイロットになった少年。父親譲りのセンスに加え、生まれ持っての眼の良さを兼ね備えており、アルマリオン帝国との戦いとその後のニューロフォビア戦(ライトニング作戦)で戦略的に大きな役割を担った。 同作戦の成功により軍部では「英雄」の二つ名で呼ばれるようになるが、その後の消息は不明。一説では、軍を辞め民間の旅行会社へと転職したとの噂も。 『エーデルヴァイス』本編開始時の階級は少尉。 クリマール・エンデ エーデルヴァイスの初代テストパイロット。アルマリオン帝国の奇襲により戦死。「剛神」の二つ名を持つ優秀なパイロットだった。最終階級は中佐(戦死後准将に処された)。 技術試験部隊フォックスハウル 箱舟計画の新型機NX-8ベルセルクの運用、およびスーパーノヴァ作戦遂行のために結成された試験部隊。 超巨大ニューロフォビア「ガンダルヴァ」と刺し違え全滅したが、同部隊が遺した戦闘データは後の新世界連合のテロメア・ドライブ開発に大きなフィードバックをもたらした。 技術試験部隊ウルフノーツ 箱舟計画の新型機NX-11の運用、およびアルマリオン帝国残党部隊「正十字」の追撃任務に命ぜられた試験部隊。元々軍部のエースが引き抜かれる形で結成されることの多い技術試験部隊の中でも特にトップエースの集まりとして知られており、正十字隊、およびその影に暗躍する勢力相手に素晴らしい戦果を挙げた。 しかし、箱舟計画の機密情報に触れてしまったことから全員が処分されるという末路を辿ることになる。 アラン・ルドウィク 元新世界連合軍のエースパイロット。その腕を買われ、「ノアの箱舟」の技術試験部隊に転属された。 技術試験部隊バーズテイル 箱舟計画の新型機NX-12の運用、およびラグナロク作戦遂行のために結成された試験部隊。 隊長=プレイヤーは「バーズテイル1」とだけ呼ばれ、本名や経歴は一切不詳。 2 新世界連合・銀河連邦(地球勢力) 前提として、新世界連合軍、および銀河連邦軍(作中の時代では陸海空という軍隊の区分けは存在しない。統合地球軍と宇宙方面軍に分かれる)は大きく分けて七つの師団から形成されている。その内訳は「第一:南北アメリカ方面、第二:ヨーロッパ方面、第三:アフリカ方面、第四:ロシア方面、第五:西アジア方面、第六:東アジア方面、第七:オーストラリア方面」となっており、その中で更に第~戦闘部隊という単位で運用されることになる。 新世界連合統合地球軍第六師団第十二戦闘部隊天魔(テンマ) 日本で最も優秀とされる戦闘部隊。隊長は日本人の相沢祐太郎(あいざわ・ゆうたろう)大佐。 日本方面軍の慣習として、プロパガンダや技術アピールなどのために一部の例外を除いて部隊には常に最新鋭の日本産テロメア・ドライブ(TEN-JINシリーズ)が与えられることになっているが、祐太郎は特別なカスタマイズを施したTEN-JIN1(覇天)に搭乗し続けている。これにはTENJIN-1SSの形式番号が割り振られており、覇天改、もしくは「ハンター」と呼ばれている。 相沢祐太郎 天魔隊隊長を務める青年。若くして連合軍最高の栄誉と言われる黒歴十字勲章を授与されていることからも分かるとおり、この時代最高のエースの一人としてよく知られている。 「ノアの箱舟」からの引き抜き要請も再三に渡り行われてきたが、破格の待遇を示されても彼の意思は変わらず、ニューロフォビア撃退戦で部下を守りその命を落とすまで生涯を統合地球軍の一員として過ごした。 新世界連合統合地球軍第一師団第六戦闘部隊ザナドゥ 隊長はジャック・バルカン中佐。稲妻のペイントが特徴的な8機のF-203FSで編成されており、スーパークルーズ性能を活かした一撃離脱の電撃戦を得意とした。 超音速飛行を行なう際の勝手の違いからとかく事故率が高く、「アローブレイク計画の失敗作」とまで言われたF-203FSを実戦レベルで運用してみせたのは彼らが初めてで、同機の再評価と共に後年「バルカン戦法」の名称で戦技教本にも記載されることになる。 対ニューロフォビア戦のみならず対人戦でも猛威を振るったこの戦法を買われ、銀河連邦発足とほぼ同時にウェルギリウス社の専属テスト部隊として引き抜かれる。のちの人類武装戦線のテロにも荷担したが、その後の消息は不明。 部隊名の由来は日本ファルコム制作のPCゲーム(なお、第一師団所属の戦闘部隊は全てこの由来に沿う)。 ジャック・バルカン 酒と戦闘機を愛し、何より部下を大事にする「理想の戦隊長ランキング第2位」の男(銀河連邦軍パイロット名鑑2106年度版より)。 ウェルギリウス社に引き抜かれてからもザナドゥ隊の面々を一人も死なすことなく任務を全うしていたが、ラグナロク作戦の最中に隊員諸共歴史の表舞台から姿を消した。 外伝『Etherbound I』において、主人公アングリフの危機を幾度も救うオイシイ役どころで初登場。『Ether-weiss V -OPERATION RAGNAROK-』』ではゲーム中盤の強敵としてプレイヤーの前に立ち塞がる。 新世界連合統合地球軍第一師団第十二戦闘部隊ドラゴンスレイヤー 隊長はカルロス・アンファンス少佐。竜と剣の紋章が描かれた4機のF-202[Sword]で編成されている。 NX-8の実証データを色濃く反映した接近戦重視機体であるF-202の発展系、更に尖ったチューニングを施したF-202[Sword]を運用していることから分かるとおり、操縦技術・練度共に一級のパイロットが揃った部隊として知られる。その分戦死率も高いことで有名だが、欠員が出る度命知らずの民間ドライバーの引き抜きを積極的に行なっていることから「死にたがりの集まり」と揶揄されることも。 カルロス・アンファンス 連合軍内で腕利きのパイロットとして羨望の眼差しを受けるトップエースの一人だが、あまりにも部下を死なせまくることから昇格と降格を繰り返した結果、現在は少佐の座に収まっている。 主人公のライバル部隊として『Etherbound I』に登場。新世界連合を脱退後、テロ組織「グラナダ」に加担し、戦闘の中で壮絶な最期を遂げる。 新世界連合統合地球軍第一師団第三十四戦闘部隊ソーサリアン 隊長はケヴィン・オライオン中佐。星空の文様が描かれた4機のF-201で編成されている(後にF-205に乗り換える)。 上官とのウマが合わずに捨駒としての扱いを受けることが多い彼らソーサリアン隊は、それだけに多くの死線を潜ってきたベテラン戦闘部隊である。卓越したケヴィンの指揮能力は第一師団の中でも有数のもので、彼なくしてソーサリアン隊の存続はなかったと言われている……が、同時に、ケヴィンの上下意識のなさ故に隊がぞんざいに扱われているという面もあり、彼の軍人としての総合評価は低めに収まっている。 ケヴィン・オライオン ソーサリアン隊隊長。階級は中佐。斜に構えてはいるが、実際には感情表現が下手なだけらしい。部下からの信頼は厚く、部隊内の結束は堅い。 ニューロフォビアとの決戦で瀕死の重傷を負い、指揮権をアングリフに委ねる。入隊当初は頼りなかったアングリフの成長をその目に焼きつけ、死亡。 アングリフ・ウィーラー 『Etherbound I』の主人公。物語開始当初は予備人員としてソーサリアン隊に配属されていたが、前任の四番機が戦死してから入れ替えの形で正式入隊。 周囲からは一歩劣る操縦技術を持ち前の動体視力とセンスで補い、毎度ズタボロになりながらも数々の戦場を渡り歩いていく。 最終的にはケヴィンからソーサリアン隊の指揮権を継ぎ、二代目隊長として『Etherbound IV』に再登場。上官への態度までケヴィンから引き継いでしまったらしく、いつも通り捨て駒としてエバーグリーン作戦に参加していた。 最終的な乗機はXF-205で、超高コストゆえ非常に限られた数しか配備されなかったこの機体を運用していたことからも分かるように、その実力を認められてはいたようだ。 新世界連合統合地球軍第一師団第五十六戦闘部隊イース 隊長はベロボーグ・イーサン・ハインスキー大尉。女神をモチーフにしたエンブレムが描かれた四機のXF-300で編成された外人部隊。 激化するニューロフォビア戦線における慢性的な戦力不足により立ち上がった、民間人のテロメア・ドライブ乗りを積極的に起用した多国籍傭兵部隊の編成計画。イース隊はその栄えある第一号で、その所属こそアメリカ方面軍(第一師団)となってはいるが状況に応じて宇宙などでも戦闘を行う。 XF-300は既存の第七世代戦闘機に空間制圧能力を搭載した「第七半世代戦闘機」のテストベッドで、その開発経緯の裏には「ノアの箱舟」と統合地球軍の確執が見え隠れする。 外伝『Etherbound II』で物語の中心となる部隊である。続編『Etherbound III』にも登場、対ニューロフォビア戦闘の経験を活かし『III』主人公の良きアドバイザーとして活躍した。 のちに銀河連邦統合地球軍第一師団第三特殊戦闘部隊付けとなる。 ベロボーグ・イーサン・ハインスキー イース隊隊長。元ジャンク屋で、月面都市ルブラン・マージュの闘機場ではチャンピオンとしてその名を馳せていた。 面倒見のいい性格で、若さゆえにぶつかり合いがちな隊の面々を父親的な視点で見守り、育てていく。 『Etherbound II』の中盤、太陽系踏破計画の旗艦「タローマティ」にニューロフォビアが寄生した虚無生命体との交戦の際、これに特攻し戦死。 ユリウス・キサラギ・スヴェンクルス イース隊二番機。ベロボーグの死後、戦闘への恐怖症を患い部隊を抜け出すも、のちに彼の遺言に従い隊長の座を引き継ぐ。 元々はテロメア・ドライブを用いたレース競技「ハイ・チューブ」のスター選手であり、地球軍に引き抜かれてからもすぐに優秀なパイロットとして頭角を現した。 直情的な性格なのが欠点で、しばしば自らの力を過信してしまう癖がある。しかし、前隊長の死とその克服を経てからは精神的に大きな成長が見られた。 アルナイヤ・クイン イース隊三番機。女性。劇中の愛称は「アルン」。読書からは「ナイアルヨ」「あるあ……ねーよwwwさん」等と呼ばれることが多い。 若くしてハイ・チューブの女性チャンプに輝くほどの操縦テクニックを持っており、同じくハイ・チューブ経由で引き抜かれた経歴を持つユリウスには強い対抗心を剥き出しにする(同時に、彼のことを高く評価してもいる)。 戦いを通じて次第にユリウスに惹かれるようになり、彼の隊脱走後は軍部にそのことが知られぬよう手を尽くした。ユリウス帰還後の新生イース隊では二番機を勤め、その名を地球軍中に轟かせた。 退役後、ユリウスと結ばれる。 キース・ハウンゼン 脇役。解説役。親友役。などなど、便利な役どころのキャラ。 アルンに惚れていたが最終的には身を引き、ユリウスとアルンの結婚式の際には仲人役を買って出た。いい奴。 銀河連邦統合地球軍第四師団第四戦闘部隊ヘルツォーク 隊長はミハエル・グラズノフ大佐。六機のF-201(のちにXF-300)で編成されており、隊長機のみ射撃戦に特化したカスタマイズが施されている(乗換えを経て、ノスフェラトゥ→ノスフェラトゥ改へと名前を変える)。 密かに地球へと侵入し繁殖を続けるニューロフォビアを狩り立てるための専門部隊で、同じ戦場に立った部隊が必ず壊滅することから「吸血部隊」の仇名でも知られる(実際には味方殺しのように言われる所以は無く、過酷なニューロフォビア戦線を生き残るだけの腕をもつ部隊が第四師団では彼らに少ないことが原因である)。 『Etherbound III』で物語の中心となる部隊。ロシアの厳しい環境下、極限状態での対ニューロフォビア戦は隊員たちの精神を確実に蝕んでいく。彼らが迎える結末とは……。 ミハエル・グラズノフ 新世界連合統合地球軍第一師団第一軍楽隊テンペスト 隊長はタリカン・ハーヴィー大佐。六機のF-202JFで編成されたパフォーマンス部隊である(この時代の軍楽隊はテロメア・ドライブを用いた民間向けのパフォーマンス任務を総合的に任されている)。 テロメア・ドライブで曲芸飛行をやらせれば右に出るものはいないと言われる熟練の部隊で、「テロメア・ドライブは戦争の道具ではない」という新世界連合にとって命題とも言える認識を体現するかのような華やかさでもって、民衆から絶大なる人気を得ている。 部隊名の由来は1981年にATARI社から発売されたシューティングゲーム(軍楽隊の部隊名は全て音楽に関係したビデオゲームに由来する)。 タリカン・ハーヴィー 元々は「斬鉄」の二つ名を持つエースパイロットとして戦場の空を飛んでいたが、とある武装テロ組織との戦闘中、年端も行かぬ子供が操縦するテロメア・ドライブと交戦、これを撃墜。特攻仕様のテロメア・ドライブを止めることは彼でなくとも不可能だったとは言え、戦うことの意味を考え直すために除隊までも考えるほどに思い悩んだ。 結果として彼が選んだ道は、「軍楽隊への転向」だった。銃を向け合う方法以外でも、人類の未来のため戦うことが出来る……そのことを証明するために。 外伝『Etherbound II』に登場し、主人公ユリウスが軽度のシェルショックに陥り部隊を離れた際、彼を諭す役割を担う。 「俺だって同じだ。俺たちはちょっとばかし、臆病なだけなのさ」「それでも俺は、テロメア・ドライブに乗りたい。人類のために、何より自分のために」 3 アルマリオン帝国、アルマリオン共和国 アルマリオン帝国残党部隊正十字 部隊名は正式な名称ではなく、自称に近い。 4 反政府組織 イクリプス第一戦闘隊ヒュペリオン 月面テロを引き起こしたイクリプスは、所有する500機のテロメア・ドライブを中心として部隊を大きく六つに分けた。 第一戦闘隊ヒュペリオンはイクリプスの本拠地である月面都市ルブラン・マージュ防衛を主目的とした最終決戦部隊で、月面テロの首謀者フェヴナン・ヴァネットが率いるイクリプス最強の戦闘隊である。 フェヴナン・ヴァネットの駆る専用カスタム機ミストレスをはじめ、通常運用が困難な巨大決戦兵器など、強大な戦力を多数有する。 フェヴナン・ヴァネット 元は新世界連合軍の一員として月面を守備していた部隊の一員。アステリアンとして生を受けたことが密かなコンプレックスとなっており、そのコンプレックスが彼を凶行に駆り立てた。 SF作品を愛読しており、テロメア・ドライブを用いた大反逆作戦という誰もが考えつつも実践しなかった行為の成功を絶対のものと確信していた。 .
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現在成長期な人気者 ヴァイキンマンへのコメント あんぱんまん -- 名無しさん (2008-04-05 06 43 54) ヴァイセクシャル -- 名無しさん (2008-04-09 01 49 26) きもてぃ・・・ -- 名無しさん (2008-04-24 00 53 06) ヴァイシャルハラスメント -- 名無しさん (2008-04-24 01 00 50) ↑ これはない -- 名無しさん (2008-04-24 01 02 39) 究極のエロス -- 名無しさん (2008-05-15 13 33 17) ( ^ω^) -- アンダーソン (2008-05-16 12 30 23) ヴァイシャルハラスメントwwwwwww -- 柊あんり (2008-07-09 16 51 58) アッー! -- ヴァイ (2008-07-11 00 28 51) 今晩セックスしよう。札幌駅北口のトイレで。 -- 追悼記念 (2015-12-15 14 10 45) おるぁもういないと思って油断しただるぉ!?ケツ出せよぶち犯すぞゴラァ嬉しいだるうるぉ!? -- ヴァイ (2015-12-15 15 04 41) @#!w -- 名無しさん (2020-01-14 03 50 24) おーーーーい!@#!ww -- 名無しさん (2020-09-13 05 32 01) 女の子あつまれ~~~~~~~~~~~~~~~~~ -- ヴァイ (2020-09-14 03 36 48) 名前 コメント
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「貴様…ッ!」 ストラウル跡地。 ようやく舞台は終末を迎えていた。 「ではワタシはこれにて」 未だ震える美琴を抱えていた司は、当然ながらヴァイスへ突進しようとした。 が、それよりも先に行動を起こしたのは。 パキパキパキィッ!!! 「! …通してくれませんかね?」 「断る」 ヴァイスにとっては飛び入り役者の一人でしかない、ヴェンデッタだった。 彼女は炎を閉ざした氷の如き表情を浮かべ、ヴァイスが今通ろうとした道を凍らせていた。 「貴様のやり方といい、さっきの発言といい…『あの女』を思い出してな……どうにも怒りを抑えられない」 「よせ! ヴェンデッタ!」 しかし彼女はゲンブの制止を受け入れるどころか。 「今は黙れゲンブ」 「ッ!」 ただならぬ怒気にゲンブはつい気圧されてしまう。 強まるそれに呼応するように、彼女の周りを冷気が取り巻き始めた。 「…死なす事は叶わずとも、せめて四肢を満足に使えなくしてやる!!!!!」 ヴェンデッタの右腕の氷が溶け出す。 それにより、禍々しい魔物の腕が露になった。 彼女はその腕でヴァイスを引き裂こうとするも、容易く避けられる。 そこで彼女は口から冷気を吐き、ヴァイスの腕を凍らせようとした。 しかしそれも避けられてしまった。 「やれやれ、その程度では四肢を壊すのは無理ですね」 ニヤリと笑い、いつの間にか手にしていたナイフを数本、ヴェンデッタの腹に突き刺した。 「ぐぅッ!」 「ヴェンデッタ!」 「来るな…」 ゲンブが駆け寄ろうとするが、ヴェンデッタはそれを良しとしない。 「フフフ…どうしました? もう終わりですか?」 「まだ…だ」 「…先程、『あの女』と言ってましたね? ヴェンデッタという名前を察するに…その人に恨みがあるのでしょう?」 「ああそうだ」 素っ気なく答えるヴェンデッタ。 「……どうです? ワタシと手を組みませんか?」 『!?』 突然の発言に驚く一同。 「ワタシといれば、アナタに相応しい、納得のいく復讐劇が出来ますよ。悪くない話だと思いますが?」 「誰が貴様みたいな奴と…」 「部外者は黙ってて下さい。それに」 一間置いてヴァイスは言った。 「アナタは復讐を果たせればそれでいいのでしょう?」 「………」 黙り込むヴェンデッタ。 「……ヴェンデッタ、奴の話には絶対に乗るな」 「そうだぜ。さっき自分から言ったろ、嘘つきだと」 「………」 ヴェンデッタの答えは。 「いいだろう」 「なッ!?」 「おま…正気か!?」 「フフフ…ではこちらへ」 ヴァイスの元に歩み寄るヴェンデッタ。 「ヴェンデッタ…」 「………」 「ではこの氷を溶かしてくれませんかね?」 「…分かった」 「―――だがその代わりにお前を凍らせる!」 「!?」 「フゥウウウウウーーーーーッ!!!!!!」 ヴェンデッタの口から冷気が放たれ、ヴァイスの腕を凍らせる。 生憎再びヤミまがいに邪魔されたが、霜が張り付く程度に凍らせれた。 「事実には事実を。そして嘘には嘘を、だ」 「く…ッ!」 「…我は、復讐者。だがその為に周りを犠牲にしようなどと考えていないし、するつもりもない。どれだけの時が流れようと…我は我のやり方であいつの血を手に染める!!!」 「…そうです、か」 ブワッ 「うわッ!」 舞い上がったヤミで身構えるヴェンデッタ。 晴れた時にはヴァイスはいなかった。 「………」 「ヴェンデッタ」 「…何だ」 「さっきから聞こうと思っていたが、中々その暇が無くてな。…何故助太刀に?」 それを聞いたヴェンデッタは薄く笑って言った。 「…心配だった。ただ、それだけだ」 「そうか…すまなかったな」 「ああ。また何かあれば助ける」 「ねえ!」 声をかけたのは、海猫だ。 「さっきは、ありがとうね。危うくやられるとこだったよ」 「いや、気にするな」 「アンタ強いわねー…あ、折角知り合えたんだし! 友達にならない?」 と、手を差し出す海猫。 しかし。 「すまない、気持ちはありがたいが……我は、人間の友になれない」 「え?」 「…では」 そう言い残し、ヴェンデッタは何処かへと姿を消した。 復讐者、何処かへ去る (我は) (人間と仲良くなれるような) (存在ではない)
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そうそう、そういえばこの旅ではこんなこともあった。 なんてこった、この俺サマが旅の思い出を全て語ったわけではないことを―自分自身で理解していなかったなんて!世界の損失…とまではいかないが、せっかくだから話そうか。 そう、呑気でゆったり、それでいてドタバタしてたあの旅に微塵も影響を及ぼさなかったおもしろい出来事たちを、いま此処で。 外伝1章 俺サマと愉快な仲間たちと手下 優れた魔導師も、そうじゃなくても、たいていの魔法使いは使い魔を従えている。ていうか、最近は魔法が使えない人間もペット感覚で飼い始めているとか何とか… たいていは主人に忠実で、あまり複雑な感情を持たない。まぁせいぜい喜怒哀楽程度のものらしい。 その点から言って、プリアラは力も強いし、感情も複雑。さらには主人から逃げ出したっていうところが並外れてるっていうかなんというか…。あいつはとんでもない奴だってことがわかってもらえればそれでいい。おっと、こんなこと思ったらぶっ殺されかねないんだけれどね。 今俺たちは荒野を歩いている。木が生えていなくて日陰になる場所もないから太陽の光がビシビシ当たって熱い。吹き抜ける風は熱波のごとく。さらに厳しいのは全く町が見える気配がないっていう現実だ。 「…俺疲れたよ……」 「しっかりしなさいよ!ほら、レオンを見て!鎧なんて着てるから―」 「アハハハハ熱い熱い熱いむしろ痛いーーーーーーー」 「…俺、もうちょっと頑張ってみるよ…」 可愛そうに、人間が一人だけびっくり人間のなかに入り込むとこういう目にあうらしい。…そう、俺もプリアラもほとんどバケモノみたいなものだ。普段は呪うべき称号ではあるが、こういうときには役に立つ。竜の姿をとっていなくても、やっぱり普通の人間よりは格段にタフだし。 「…ん?」 空間が黒くねじれた。やだなぁ、これは魔物が生まれるときのサイン。このかったるいときに魔物と戦わなければならないのは、気が進まない。他の2人も同じらしく、その場からさっさと離れようとしていた。俺もそれに従う。…が 「グオォォォォォオオオオオ!」 「えぇぇぇぇえ?!ちょ、早くない?!生まれるのはやい!このこ安産だ!すんげぇ安産だったアァァァァァ!」 「ふざけてる余裕があるなら戦う準備しなさいよっ!」 「み、見たことのないモンスターですねっ…強そうだ…」 姿はただのデビルに似ているが、ゴブリンのようなうめき声。そして、ゴーレムのような巨大さだ。まったく、こんなのがホイホイ生まれてたまるかよ。仕方なしに俺はゴブリンに向かっていった。まぁ生まれたばかりの魔物なんだ。一発魔力のこもった蹴りでも食らわせれば、簡単に倒れるに違いない。 「おーらよっと…って、へ?」 「てへっ?」 「復唱しないの、レオン!ヴァイス、どうしたのよ?!」 プリアラが魔法弾を当てながら叫んだ。俺の背中を冷や汗が伝う。何度力を入れても無駄だ、この状態を打破できない。むしろ悪化しているのか? 「…足、取れない…ていうか、手も取れないイィィィィ!」 「うぇえ?!じゃあ、僕も攻撃できませんよ!剣が駄目になっちゃいますよ!」 「レオン!お前いつからそんな子になったのっ!俺とお前の剣どっちが大切なのか胸に手を当てて考えろォォォォ!」 「…私がやるしかなさそうねっ……」 プリアラは強力な呪文を唱え始めた。ちょっとまて、そんな呪文つかったら、俺にも当たる!俺にもあたる!どうするんだよ、お前ら仲間をいたわる気持ちはねぇのかアァァァァァ! そのときだった。モンスターの頭に矢が数本ささり、あっさりとモンスターは消えた。矢には弱い魔法がかけられているようだ。 もしかして、もしかしなくても。こんな魔法をつかうのは… …まずい。逃げないと。 「おいお前らッ!逃げるぞ!」 「へ?!ヴァイス?!」 「どうしたんですかっ?!」 「ええい、ごちゃごちゃ言わないでついてこーいっ!」 相手はすばやい、逃げ切れるか?否、逃げ泣ければ!でないと、俺が俺が俺がッ! 「みぃーーーーーーーつけたッ!」 悲しい目にあうからだ。 案の定、上から降ってきた物体に俺はどつかれ、地面に平伏した。その様子を見ている二人の目線はまぁ大体想像がつく。 「この子…誰?」 「さぁ…?」 俺の上にのっかっているのは小さい子どもだ。金髪に金色の目。修道服をまとっているが、俺とは違って白い一般的なものだ。そして、あどけない顔にのっかっているモノクルが賢そうな雰囲気をかもし出していた。背中には少し大きい弓矢を背負っている。 なにを隠そう、こいつが俺の恐れている奴なのだ。 「ヴァイス様!す、すいません!俺としたことがヴァイス様をばたんきゅーにさせるとはアァァ!!!!」 「…ベル…ク」 「ベルク?この子の名前ですか?」 「はい、といっても本名はベルセルクといいます。こちらにおられる漆黒の優しき君からいただいた名前です」 「ウガァァァァア!てめぇーーー!その甘ったるい話し方をやめねぇか!」 そう、こいつは甘ったるい。いちいち甘い。その甘さに耐えかねて俺はこいつをゼクスの所においてきたのだ。なのに…なぜ?! 「いやぁ、俺をだれだとおもっているんですかっ!ヴァイス様の居場所ならすぐに判明しますよ~。俺は調べる能力を授かったエレメンティアマウスなんですから!」 エレメンティアマウスとは使い魔の一種だ。広く世間で知れ渡っているもの凄く弱い…スライムのような存在だ。そのベルクに俺が名前を与えたわけだから、当然こいつは俺の使い魔ってことになる。プリアラが訝しげな表情で俺を見た。 「あなたも使い魔を従えていたのね…幻滅」 「ちょっとまてよ、お前のトコのマスターと一緒にするな」 「そうですよ!そこの女ァァ!ヴァイス様に謝れよ!ていうか、ヴァイス様にヘンな気起こしてないだろうなー!そこのヘタレもッ!ヴァイス様の耳引っ張ってみたいとか髪引っ張ってみたいとか思ったりしてないだろうなー!」 小さいくせに他人には生意気なのもこいつの特徴。あぁ、さようなら俺の威厳… 「なによ、あなた鼠らしいわね…?私ヤミネコだから本能がうずくのよねー…?」 「ヴぁ、ヴァイス様~!この女なんなんですかぁッ!」 「プリアラ。本人の言ったとおりヤミネコだ。逆らわないほうが良いぞー。ついでにこの人レオン。ただの…ツッコミ役だ」 「ハ・・・ハハ、ヴァイスが僕のことをどう思っているかよぉくわかったよ」 「なんだとぉぉぉう!おいレオンとやら!この俺をさしおいてヴァイス様につっこむとはいい度胸!お前はこれから俺とヴァイス様の敵だ!敵だ!」 「…あー、レオン、あんまり気にしないでやってくれ」 大丈夫、こいつゲロ弱ですから。敵とかいいながらまともに戦えませんから…と思った瞬間、ベルクが姿を変えた。いつもの子鼠の姿に変えるかと思いきや。俺よりも背の高くなったベルクがそこにいて。知的な表情、端正な顔つきの青年としか言いようのないベルクがたっていた。弓を片手に持っている。今度はあまり違和感がなかった。 「いや、大きくなったって、弓と剣じゃあ弓が不利だろ」 「…はッ!さ、さすがヴァイス様!気づきませんでした!」 「ねぇヴァイス。この子なんとなくイラっとくるんだけれど」 「すんませ…」 「僕もちょっとイラっときました」 「うるさいぞ人類の敵!」 「いつの間にか人類の敵にまでされた!」 「あーもう、ベルク!お前な!孤児院の面倒頼むって言っておいたろ?!帰れ帰れ!おうちに帰れ!オデンとジャンプ買って帰れーーー!」 「…そんな、ヴァイス様~!!駄目ですよ、俺がいないとヴァイス様絶対夜寂しくて泣きますよ!俺がいないとヴァイス様はため息ばっかりついて何事も力がはいらないの知っているんですよ!?」 「ただの妄想だからね!決して事実じゃないからね!このやろ、もういい!いいから俺を傷つけるなアァァァ!」 少し遠くでプリアラとレオンの生暖かい目線が俺をとらえていることを感じながら俺は説得を続け、やっとベルクは去っていった。あいつが帰ったときにはもう、日は沈んでいたけれど。
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「そこまで、だ。ヴァイス=シュヴァルツ」 「む……」 その声が響いた瞬間、常に余裕と嘲笑を崩さないヴァイスの表情が、はっきりと顰められた。ばっ、と後ろに飛びのく。 彼にこの顔をさせるのは、二人。 一人は以前関わって以来、ちょっとした勘違いからヴァイスを追い続けているシャルラ=ハロート。 そしてもう一人が、この男。 「またアナタですか。ブラウ=デュンケル」 「お互い縁があったということだ。これがな」 現れたのは、色合いと顔だけが違う、ヴァイスの鏡映しのような男。ブラウ=デュンケルを名乗る男だった。 その目線が、ちらりと「シャットアウト」で隔離された千鶴に向けられる。 「……奴にいろいろ言っていたようだが、遅きに失したな」 「? どういう……」 「今の意見は、あるいは異見は、奴が『人間』であるという前提がなければ成立しないからな」 つまり、今のヴァイスはもはや人間ではないのだと。 「死体が発見された時点で奴は人間としての存在を放棄している。今の奴は、ヴァイス=シュヴァルツの姿を取った現象そのものだ」 「……間違ってはいませんがね」 「だろうな。でなければ、貴様の操り人形だった俺がこうして自由意志で動ける理由がない」 聞き捨てならない言葉に詠人とマナが一瞬反応したが、ブラウは一瞬だけ目線を向けるとまたヴァイスを見る。 「……さて、さっきの指摘について何か言うことはないのか? 貴様のことだ、反論はいくらでも用意しているだろう」 今のヴァイスは、言うなれば「ヴァイスという男を構成していた要素」を拾い出して具現化させたような存在だ。 それくらいはあり得るだろう、と予測していた。 「そうですねェ。そもそもワタシは、特に何かを求めて事件を起こしているワケではありませんしね」 「愉快犯だからな、貴様は」 「ワタシが楽しければそれでいいのです。……と思っていたのは『生前』の話でしたが」 つまり? 「今は本当に何一つ目的はありません。言うなれば事件を起こすことそのものが目的です」 「……何だと?」 「今のワタシには時間すらも無意味な概念です。かつてのワタシは完全な愉快犯でしたが、今はそのようなレベルでは動いていません」 「どういうことだ……なら、何故僕を!?」 詠人の叫びにも、何でもない事のように答える。 千鶴へ話しかける形で。 「チヅルさん、先程アナタはワタシの演出を独りよがりであり、情愛という視点が欠けているがゆえにつまらない、ゆえに演出家を気取るのはやめた方がいいと。神の真似事であるがゆえに下らないと、そう言いましたね」 しかし、 「ワタシという存在は、その根幹が『神』という存在、あるいは概念の模倣という側面を持っています。ですから、どう足掻こうとワタシのすることは神の模倣でしかないのですよ」 千鶴の言うような「面白さ」が現れることは、ヴァイスである限りあり得ない。 「ありきたりなのも当然です。何故なら、ワタシはそもそも造り出すことを最初から求めていないのですからね」 「それは」 「『人間』だからこの辺りが限界……ですか? さあて、それはどうでしょうかね」 今も昔も、この男は容易に本音を悟らせない。表に出ている言葉や態度が真か偽か、確かめる方法はないのだから。 「今のワタシの存在概念は『原因』。答えなき問いの答え、理由なき事象の理由となるコトがワタシの存在です」 つまりは「だいたいこいつのせい」である。 「そこに情愛など必要ないのですよ。重要なのは、それによって事象が確定するコトです。それがどれほど有り触れた、つまらないものであっても、原因となるならば問題などないのですよ」 面白さを求める段階はとうに過ぎ去り、今は演出そのものが手段に切り替わっている。 千鶴の指摘は「作品」に対する評価のようなものだったが、ヴァイスはそもそも他者の評価というものを求めていない。ましてや今は、「作品」はただの手段。 他者からみてどれほど下らなかろうと、それは問題ですらないのだ。 「同時に、ワタシ個人の目的というものも消えました。まあ、演出を続ける中で何かしら面白そうなことが起きないか、とは考えていますが」 それでもやはり、本質は変わらない。人を操って嘲笑する、愉快犯。 ヴァイス=シュヴァルツとはそういう遍在だった。 「……あなたは……何なんですか」 千鶴の呟きは、まさに心底からの疑問、と言った風情だった。 ヴァイスは帽子を深くかぶり直して視線を隠し、その裏から言う。 「さあて、ね。演出家、道化師、愉快犯、人形遣い、あり得ざる遍在、眠らぬ死者、神の手違い、あざ笑う者、闇の彷徨者……」 さて、 「ワタシは、何なのでしょうねェ……?」 黒ずくめの男の姿をしたナニモノカは、そう言ってくつくつと嗤った。 永遠にも似たしばしの静寂の後、ブラウが口を開いた。 「……貴様が何なのかなど、どうでもいい。ただ、殺すだけだ」 「さすがにそれは御免被りたいですねぇ。このワタシが死んだところで、それはヴァイス=シュヴァルツという存在の消滅を意味するところではありませんが……」 どこまで本気かわからないような声音で、ヴァイスは首を竦めつつ言う。 そんな黒ずくめの男を複雑な感情を宿した目で見る、詠人。 「……だとしても。僕が、お前を見逃す理由にはならない」 「見逃す見逃さないではありません。ワタシがどうするか、なのですよ」 逃げようと思えばいつでも逃げられる。ただ、退屈しのぎにこうして話に興じているだけなのだと。 「それに、今まで自分が為したコトを棚に上げて言いますか? 厚顔無恥とはこのコトですね」 「言われる筋合いはない、お前には」 ばっさりと切り捨てたのはマナだ。詠人を庇うように一歩前に出る。 「今の言葉を返してやる、そっくりそのまま」 「……ふむ。これは困りましたねェ」 全く困ってなどいない、むしろ面白そうな顔で、ヴァイスはその言葉を受け取る。 「お前の言葉はただの呪い。聞く価値はない、全く」 「では、どうしますか?」 「決まっている」 きり、と睨み付け。 「―――ここで、終わらせる」 差し上げた手で、 「―――“ウェーブファンクション・リミテッド”」 指をひとつ、打ち鳴らす。 瞬間、場の空気が、いや流れが、明らかに「変わった」。 「!!? こ、コレは!?」 「……馬鹿な!? この力は……」 はっきりと驚きをあらわにしたのは、自身既に現象そのものに近いヴァイスと、マナの成したことを「見」たブラウの二人。 ついて行けず当惑する詠人やシュロ達に、マナは淡々と説明する。 「私の『ウェーブリンク』は波動を操り、また同化する力。超音波、電波、真空波、電磁波、物質波、脳波、重力波、光波……波とつくものは全て私の思うが儘」 それは、何を意味するのか? 「……ねえ。『波動関数』って知ってる?」 「……わかんないよ、マナちゃん。それ、何なの?」 「波動関数とは、簡単に言うと『何かの状態そのものを波として表した概念』のコトよ。波というものは、重ね合わせの概念を実現する……つまり、1つのナニカが、全く異なる状態を同時に取り得る、そんなコトを引き起こせる」 しかし、 「世界の構造上そんなコトは無理。状態は必ず、1つに収束される」 「つまり……どういうことなんだ?」 「……私の“ウェーブファンクション”は、物質、状況、なんでもいい、それらの状態を波として捉える技法。そして“リミテッド”は、それを私の望む形に収束させる力」 ここに来てマナが何をしたのか理解した面々が、一様に最大の驚愕を表に現した。千鶴や、ヴァイスですらも。 「ま、さか……」 ブラウの絞り出すような声に、マナは―――ニヤリ、と嗤う。 「―――そうよ」 「私は、私の望むままに状況を規定することが出来る。世界を波として捉え、そこに私という『観測者』を規定することで、淘汰された可能性を引き寄せて実現化する……それが、私の特殊能力」 ……もはや、絶句するしかなかった。そして、それを聞いたランカとアズールは、まさにそれが齎したであろう結果に思い当たって驚愕した。 「! ほ、ほな……」 「まさか、お母さんや琴音さんが帰って来たのって……!?」 「多分、それも“リミテッド”の作用ね。死んで『ここからいなくなった』二人を、私は観測して『ここにいる』と認識していた。そこに諸々の要素が重なってたまたま“リミテッド”が発動して……」 「……マナちゃんの観測した『二人がここにいる』って認識を、現実に持ってきたってワケか」 シュロの推測に「恐らくは」と注釈しつつ頷くマナ。 つまり彼女は、正しく「世界を左右する力」を手に入れたのだ。 その力を、彼女、夜波あらため白波 マナはどう使ったのか? 「……この力も万能ではない。あったコトをなかったコトには出来ない」 事実として規定されている事柄を覆すことは出来ない。アカネと琴音の場合は、『ここからいなくなったが、もう一度戻って来た』という流れを造り上げたのであり、二人が死んだという事実を覆したわけではない。 「けれど、その逆。なかったコトを実現させるコトは、出来る」 つまりは、予想外の事態を任意に引き起こせる。 「この状況を覆すために、私が望むのはずばり介入者」 「助っ人?」 「そう。ヴァイス、お前を倒すために、あるいは状況を進めるために、もっとも適任となる存在」 マナがそこまで行ったところで、突然「流れ」が途切れた。 同時に“リミテッド”がその作用を顕在化させ、マナが望んだ「適任」がどこからともなく、現れる。 「……ほら。もう来てくれたわ」 微笑んでマナが見やる、そこにいたのは――――。 集束する、可能性 (少女の指先が導く未来は―――?)
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「もう逃げられないわよ!レオン!!!」 とうとうプリアラに追い込まれてしまったレオン。 レオンはこの危機を乗り越えられるのか!? 次回「レオン VS プリアラ 直接対決!」 来週のこの時間は 「ヴァイスと学ぶ地球環境」をお送りします。 「ままま…待ってくださいプリアラ!」 慌てるレオン。それもその筈だ。彼はプリアラに追い詰められてしまったのだから。すべての始まりはひとつのクリームパン。ヴァイスが恐れをなして手を出さずにいたプリアラのクリームパンをレオンが食べてしまい、それに激怒したということである。 「待たない。許さないわ。」 「いぃぃい?!ちょ…!ヴァイス、ヴァイスどこにいるのオォォォ?!」 「で、地球温暖化っつーのはぁ、平たく言うと地球がグリーンハウスにいれられてるみたいなカンジなわけ。何がグリーンハウスにしてるかっつぅと、温室効果ガスっていうやつでー」 「だああああああ!本気でこの人地球環境説明しちゃってるよ!誰か、この人たち止めてあげてくださああああああい!!」 「ごちゃごちゃ言ってないで覚悟をきめなさいッ!」
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その日、空橋 冬也はその男と偶然に遭遇していた。 自分にとって忘れがたいトラウマを植え付けた張本人、漆黒を纏う最悪の愉快犯。 「!? ヴァイス=シュヴァルツ……!!」 名を呼ばれた本人は、「おや」と空を見上げていた顔を降ろして振り返り、何とも意外そうな表情をしていた。 「誰かと思えば、いつぞやの……その後、あの氷使いとはいかがですかね」 「お前に心配される謂れはない……!」 目の前にいるのは紛れもない敵、しかし冬也個人には戦う術はほぼない。 ヴァイスがその辺をわかっているかどうかは不明だが、人気のないこの状況で向こうがかかって来ないのは不幸中の幸いだった。 簡単に逃げられないのはわかっている、ならば少しでも情報を引き出すまで。 決意して、目の前の男に「万象透視」を使おうとして、 「!!」 「……ふむ」 直前で踏みとどまった。ヴァイスの能力「マニピュレイト」は目を合わせた相手を操る。意識を集中するために「見る」必要がある自分の能力とは相性が悪かった。 「存外冷静ですね」 「……お前、ここで何を」 問うと、ヴァイスはまた空を仰ぐ。 「さあて、ねぇ。何かをしようとは思っていたのですが……はて、何をしたかったのでしょうかね」 空々しい言葉だったが、冬也は警戒しつつも違和感を覚えていた。 自分の知る、あるいは仲間達の語るヴァイスにあった、どこか壊れたような狂気の気配が欠片もないのである。 むしろ、獏也に通じる自然な感覚があった。 「……お前……本当にヴァイスか?」 思わずそう尋ねてしまったのも、無理からぬことと言えよう。 対するヴァイスは、落ち着き払ってこう言った。 「その問いが、『今、ここにいるワタシがヴァイス=シュヴァルツであるのか否か』という意味でしたら、その通りと答えましょう。それも真実です」 まるで、他にも真実があるかのような物言いだった。 冬也の困惑を意に介さず、ヴァイスは言う。 「空橋 冬也さんでしたか。アナタには、ワタシが確かにここにいると、断言できますか?」 「何……?」 断言も何も、実際に目の前にいるのだからそうするしかない。 そう思う冬也をこそ、ヴァイスは嗤う。 「何がおかしい!」 「ククク……いえ、ね。『確かにここにいる』と断言されれば、真実と認めざるを得ないのですよ。事実としてワタシはここに『も』いるワケですから」 相変わらず人を煙に巻く物言いだったが、冬也の認識はその中に聞き逃せない一言を捉えていた。 「……ここに『も』いる、だって?」 「そう、ここに『も』です。ワタシはここにいる。そして、秋山神社にいる。『運命の歪み』の本拠にいる。ストラウル跡地にいる。いかせのごれ高校にいる。UHラボ跡地にいる。ホウオウグループの支部にいる……」 「な、に?」 不意にすっ、と笑みが消える。 「ワタシはね、空橋 冬也さん。『遍在』しているのですよ」 「遍、在?」 「『遍』く『在』る。もっとも、『こう』なったのは少し前の話ですがね。そう、ワタシの死亡記事が出たあの日ですよ」 その記事は冬也も知っていた。左目のない、黒ずくめの男の身元不明死体が発見され、今なお身元がわかっていないというあのニュースだ。 ウスワイヤ情報ではその後、回収された遺体が消えた、と掴んでいる。 「諸事情あって一度死にましたが……これによってワタシという存在は、遍在へと変わりました」 「…………?」 意味のつかめない冬也に、ヴァイスはなおも語る。 「今のワタシは、場所も、時間も関係なく『在る』モノです。過去も、未来も関係なく、ワタシは『在る』。ですから、そう」 「語られていない過去の事件に、ワタシが関わっていたとしても、何の不思議もないのですよ。例え遙かな過去だろうと、今のワタシが『在る』のですから」 「な……!」 「アナタは不思議に思いませんか? このいかせのごれは、世界全体を見ても類のないほど、能力者や超常の存在が闊歩している。言うなればここは、神の手違いが集約された場所なのですよ」 ヴァイスは言う。それはつまり、このいかせのごれには世界……運命の歪みとでもいうべきモノがあふれているのだと。 「歪みが大きくなれば、その分事象にもズレが生じ、やがてはいかせのごれ全体のバランスの崩壊を招きかねません。そう、明らかに超常の事件でありながら、未だ解決されていない事象などがね」 トリガーの定かならぬ事象は、いずれ巡り巡っていかせのごれ全体に波及する。 「今のワタシは言うなれば、世界の歪みの化身にして、それを是正する者。霧に隠された事件に『原因』という形で関わり、世界に調和を齎すための必要悪。それが、アナタ達の知る、あの死亡記事以降のワタシです。………都市伝説に近いですかね?」 「………!」 「以前のワタシには人としての過去がありましたが、『こう』なった時点でほぼ無意味となりましたよ。ま、どうでもいい話ですが」 絶句する他なかった。それでは、まるで……。 「まあ、ワタシ個人の趣味も多分に含まれていますがね。大仰な使命感など背負った覚えはないのですよ。ワタシはどこまでも運命の歪みであり、それ以上に演出家なのですから」 くつくつと、心底愉しげに笑う。 「ともかくそういうワケです。今のワタシは、殺すことは出来ても滅ぼすことは出来ません。例えここにいるワタシを殺したとて、仮に存在を消し去ったところで、それはワタシの『遍在』を否定するには足りないのですから」 「……何度殺しても、何度滅ぼしても、また現れるっていうのか」 「そういうコトです。もっとも、だからと言って素直に殺されるつもりはありませんがね」 それでは、と一礼し。 「長話はこれまでとして、失礼させていただきます。今後の健闘をお祈りしますよ、アースセイバーの皆さん」 前触れもなく、不意に、ヴァイスの姿が消えた。 「…………」 残された冬也は、ただ呆然と、彼のいた場所を見つめていた。 道化師、遍く (暗躍はなおも続く……)
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「クリスタルベアラー!頼むぜ、マジで!」 キャラ区分 クリスタル 黄 覚醒 80 攻撃タイプ 遠距離物理 バトルスタイル 吹き飛ばしサポーター スフィア A(自己強化)・D(味方強化)・E(敵弱体) おススメAF 最大BRV330/情報通のセルキーアップ★★ 評価 92点 キャラ解説 吹き飛ばし,追撃をサポートする能力に特化したサポーター。パンデモニウムと組み合わせて出撃させたときの吹き飛ばし支援による火力貢献は凄まじいものがある。 ぶっ壊れなのかと言われると微妙(吹き飛ばし無効みたいな敵にはほとんど活躍できないため)だが、ボスラッシュクエストや"プレイヤーのアクションでカウントが増えるルフェニア"等にはクァイスの吹き飛ばし支援能力はとても活きるだろう。 また、BRV供給を軽減してくるルフェニアによってクァイスの評価がガクッと落ちたが、LDアビリティのデバフ"BRV漏出"が追加されたことで全く気にならなくなった。 HPダメージアップのバフ,デバフ等と組み合わせたりして、クァイスの性能通り、敵をHP面でも行動面でも吹き飛ばしていこう。 使い方としてはキャラ解説記載の通り相手を吹き飛ばすことを念頭に置いて立ち回ればよく、特にヒーローサポートによるスマッシュサポートの使いどころを見極める事が重要である。 追撃は味方が連続行動してくれないときに行ってもあまり意味がないため、しっかり相手のターンとこちらのターン管理をしっかりしていく必要があり少し扱いが難しいかもしれないが、馴れて使いこなせるようになった時のクァイスは半端ないため、しっかり追撃の特性,性能を理解しよう。 また、クラウドをクァイスを組み合わせると、クラウドのBT火力がおかしい事になる。 クラサメの"氷牢"やオニオンBTなどのBT効果やデバフと合わせたりすると、400万ダメージ以上は容易に出してくれる。 通常アビリティ 「セルキースロー」は4Hitの遠距離物理BRV攻撃+HP攻撃を行い、自身に6ACTION"セルキー魂","攻撃力50%アップ"を付与するもの。 対象外50%が付いているためダメージ効率が良い。 "セルキー魂"の性能は以下の通り。 ~~~~~~~~~~ 味方全員の最大BRV&攻撃力20%アップと、クリティカル率100%アップ 付与中、通常"BRV攻撃"が"BRV攻撃+"に、通常"HP攻撃"が"HP攻撃++"変化 追撃"BRV攻撃"が“セルキーチェイス(BRV)"に、追撃"HP攻撃"が"セルキーチェイス(HP)"に変化 ~~~~~~~~~~ 各種コマンド変化は以下の通り。 ~~~~~~~~~~ ◎BRV攻撃++ 3Hitの遠距離物理BRV攻撃 味方全員に自身の最大BRVの20%分BRVを加算 ◎HP攻撃++ 味方全員に自身の最大BRVの20%分BRVを加算し、2Hitの遠距離物理BRV攻撃+HP攻撃 奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する(上限は自身の最大BRVの120%分) ◎セルキーチェイス+(BRV) ブレイク中でない対象のBRVを0にし、味方全員に自身の最大BRVの50%分BRVを加算 対象に6ACTION"弱体の仕込み"付与 ◎セルキーチェイス+(HP) 味方全員に自身の最大BRVの30%分BRVを加算し、HP攻撃 加算したBRVを最大BRVを超えて加算する(上限はそれぞれの最大BRVの120%分) 対象に6ACTION"弱体の仕込み"付与 ~~~~~~~~~~ "弱体の仕込み"の性能は以下の通り。 ~~~~~~~~~~ 防御力20%ダウン、素早さ10%ダウン ~~~~~~~~~~ 「ヒーローサポート」は6Hitの遠距離物理BRV攻撃+HP攻撃を行い、与えたHPダメージの30%分BRVを味方全員に加算し、自身に付与されている"セルキー魂"を1ACTION延長し、指定した味方単体に1ACTION"スマッシュサポート"付与するもの。 アビリティ使用時に指定した味方の直後に自身のターンを割り込ませる。 この攻撃では吹き飛ばしは発生しない。 "スマッシュサポート"の性能は以下の通り。 ~~~~~~~~~~ 攻撃による吹きとばし易さアップ(耐性のない敵は確定で吹きとばし) BRV攻撃を受けた際、ブレイクされず1で耐える 効果は延長できない ~~~~~~~~~~ 特出すべきはやはり「ヒーローサポート」のアビリティで、ここからの追撃によるダメージは凄まじい。 しっかりBRV供給も出来るため、追撃の火力が出やすいのが特徴だ。 Aアビはヒーローサポートの回数を回復するもので、3回も使える。アスピルが付与されれば勿論タダで使用できるため、ヒーローサポートをどんどん回復して敵を吹き飛ばしていけるのが強い。 EXアビリティ 「スカイハイ」は6Hitの全体遠距離物理BRV攻撃+全体分配HP攻撃を2回行い、自身に6ACTION"用意周到"を付与し、敵のターンを1ターン遅延させるもの。 自身のバフを2ACTION延長させる事もできるため、基本的に溜まったら即使っていこう。 "用意周到"の性能は以下の通り。 ~~~~~~~~~~ 味方全員が追撃時に与えるHPダメージ20%アップ 敵全体の素早さ10%ダウン ~~~~~~~~~~ LDアビリティ 「エリアルドライブ」は4Hitの遠距離物理BRV攻撃+HP攻撃+6Hitの遠距離物理BRV攻撃+HP攻撃を行い、与えた合計HPダメージの20%分BRVを味方全員に加算し、敵全体に6ACTION"BRV漏出"付与するもの。 対象外50%が付いているためダメージ効率が良い。 また、通常HP攻撃が「HP攻撃+(エリアルドライブ)」に変化する。 「HP攻撃+(エリアルドライブ)」の性能は以下の通り。 ~~~~~~~~~~ 味方全員に自身の最大BRVの50%分BRVを加算後、2HIT遠距離物理BRV攻撃+HP攻撃 奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する(上限は自身の最大BRVの120%分) 使用後、"HP攻撃+","HP攻撃++"への変化条件を満たしている場合は、"HP攻撃+","HP攻撃++"に、そうでない場合は通常"HP攻撃"に戻る ~~~~~~~~~~ "BRV漏出"の性能は以下の通り。 ~~~~~~~~~~ スリップの効果 吹きとばしおよび追撃で受けた合計HPダメージの10%分のBRVを吹きとばした側全員に加算 ~~~~~~~~~~ 弱体効果"BRV漏出"は、吹きとばしや追撃に絡む能力を多く持つクァイスに特化した性能で、付与された敵にはスリップ効果に加えて、吹きとばしや追撃で受けた合計HPダメージ(Totalに表示される値)の10%分のBRVをプレイヤー側全員に加算する効果が発生する。 追撃でBRVを使い切っても、合計HPダメージに応じてBRVが返ってくるため、再度の追撃コンボや、自身の次回行動で高いHPダメージを狙い易い。 クァイス自体が"ヒーローサポート"を使って指定した味方に敵を吹きとばさせる以外に、クラウドやセシル(暗黒)、ラムザなど各自のアビリティ効果で吹きとばしが行えるキャラクターと組み合わせるとより火力が出し易くなるだろう。 その他 CLDアビは高威力のHPダメージを与えた上で、敵全体に"BRV漏出"が付与出来るため自陣で吹き飛ばしが出来るキャラクターにセットすると良いだろう。 また、Cアビではヒーローサポートによるスマッシュサポートを付与出来るため、吹き飛ばせないキャラにセットしても活用できるアビリティとなっている。 おススメAFに関しては味方全体の最大BRVと攻撃力を最大15%上げられる情報通のセルキーアップ★★を最優先に、また、クァイスは最大BRV依存の供給を持っているため次いで最大BRV330を目指そう。 まとめ クァイスは吹き飛ばしサポーターとして唯一無二の性能を持っており、クエストによってはぶっ壊れ級になるため、持っておいて損は無い。 EX/LDを引けた人はラッキー。第三防具まで引き換えて育てていくことをおススメします (_ _) コメント コメント
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LL/W24-004 カード名:“僕らのLIVE 君とのLIFE”園田 海未 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:3000 ソウル:1 特徴:《音楽》? 【永】他のあなたの《音楽》?のキャラすべてに、パワーを+500。 【起】集中[① あなたのキャラを2枚レストする]あなたは自分の山札の上から4枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは自分の山札を見て《音楽》?のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。 レアリティ:R SP 13/07/02 今日のカード。 ヴァイスなどの参加のために書き下ろされた新規イラストカード9枚のうちの1枚。 運が良ければサイン付き。 「“僕らのLIVE 君とのLIFE”」系カードのうち、唯一チェンジ元を持たないレベル1以上のキャラであるが、その代わり全体強化と集中を持った。 一つ目は《音楽》?の全体500強化である。他のタイトルのレベル1帯のパワーパンプに比べ少し不足ということに感じるだが、 0コスト6000以上のキャラが多い同タイトルでは、 自身を2枚並べると、ノーコストでパワー7000以上パワーラインの維持が容易になる。 特に“僕らのLIVE 君とのLIFE”絢瀬 絵里併用すれば、ノーコストでパワー7500のパワーラインを形成し、盤面維持が容易になった。 そしてもう一つは《音楽》?の集中サーチ、使い方は見守るほむらなどとほぼ同様だが、 レベル1からになるので初動が少し遅れるくらいの差である。 しかし、レベル0でサーチしようと思えば、同タイトル内で1コスト+1ハンドサーチのレベル0が3種類ある、さらにCIP山札削るを持ちレッスン着の絵里があるので、そこまで気にする必要もないか。 また、2枚レストという点、園田 海未のパワーパンプに大きな貢献してくれる。 前述のようにレベル1から終盤まで活躍できる、サーチである性質上陽炎型駆逐艦7番艦 初風などの回収メタの対象外である。 トーナメントシーンでは同タイトルがトップメタの一角を占める要因となった。 ただし、同タイトルが多い、(園田 海未以外の)レスト関係能力との相性が悪い点は残念 余談ではあるが、自身を2枚並べると、パワーが3500になるので、飛天無双斬で落ちなくなる。 自身を2枚並べるのはすこし手間が掛かるが。 全体上昇に関して、同タイトルではチェンジ連動型回収持ち副リーダータイプ ことり、“親愛なる探求者”静流互換カードであるメイド服の絵里が存在する為。使う能力と色で採用を考えることになるだろう。 このカードの集中サーチ効果に関する、見守るほむらまでに存在している集中サーチ(黒ネコのルイズなどQ A261/269に記述した例)と異なり、このカード以降の集中サーチのテキストの構文が「~手札に加える。その山札をシャッフルする。 」から「~手札に加え、その山札をシャッフルする。」に変更された。この変更により、山札のシャッフル回数はめくれたクライマックスの枚数に依存している。めくれたクライマックスが0枚の場合、山札のシャッフルを行わない事に注意。 (Q A262)
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63214 C(ゲージ150%) 通称デカリング? EXイカリングを一発のみ出す 確か8HIT HITorガード中にワルクが行動可能 HIT時は横吹っ飛び 壁バウンド時の受身不能時間は短め 421系 後ろヴァイス Aはその場に出現 B,Cと下がる距離が増える 終わり際を623各種でキャンセル可能 消えてる間しか無敵が無い 空中214系 空中ヴァイス 距離に関しては地上ヴァイスと同じ? Cは後ろへ